
髪の毛ほどの細線、極小の網点で描かれた文様。九谷焼の伝統的技法である赤絵細描(さいびょう)を超絶技巧の域にまで高めた九谷焼作家・福島武山 作「赤絵鳳凰文花瓶」。有名ブランド フランス・エルメス社から時計文字盤の制作依頼を受けるなど、世界的に評価される現代九谷焼の巨匠・福島武山の優品。
{{店主ひとこと}}最初にこの赤絵の精緻さ、細かさを見たときは本当に驚きました。髪の毛よりも細い線。それが驚くほど整然とならぶ。福島氏はそれをフリーハンドで仕上げると言います。幕末明治期に世界を驚かせた日本の超絶技巧の絵付版がここにありです。また、福島氏は独学でこの技術を身につけ、それを伝承するべく技術者の育成に力を入れておられるそうです。お会いしたい方の一人です。美術品は作品と同時に作者に惚れて、それを欲するというのもひとつ。現代日本の超絶技巧が表現された逸品です。
【商品情報】
◆商品名:赤絵鳳凰文花瓶
◆作者名:福島武山
◆寸法:高さ27.4㎝、胴幅12.2㎝、口径3.5㎝、台径6.2㎝
◆商品状態:作品も箱も非常に良好
◆価格;お電話(0721-25-1033)にてお問合せ下さいませ。
◆真作保証;本品は、九谷焼作家・福島武山の【真作】であることを【保証】致します。
※店主ブログ内「店主筆 情報誌連載記事 福島武山~伝統と革新~」も参考ください。