
河内長野市(南大阪)のお客様|骨董品(古美術)・掛軸の買取
- 2019年12月23日
12月も最終週に近くなりますと、鑑定・買取が結構立て込んでまいります。大掃除をするタイミングですから少し見て欲しい、価値を知りたいというご依頼が増える時期です。
築100年以上の旧家にお住いの方で、現当主まで引き継がれてきた美術品の鑑定、買取のご依頼。焼物、漆器、金物、書画など様々な種類。中でも仏像は非常に興味深いものでした。鎌倉期と思われる木彫の観音座像。鎌倉期の仏像以降、目に水晶をはめ込んだ所謂「玉眼」の技法がとられるようになりました。以外の陶器、漆器の類は、大きなお屋敷でたくさんのお客人をおもてなしされた御家柄だったので、客寄せの時に使う数物が中心でした。仏像は時代状態もよく、高評価をさせて頂きました。
年末年始、ご親族で具体的にご検討されるそうです。
貴重な御道具拝見させて頂きましてありがとうございました。
※内容は、“ブログ掲載のご了承頂いた方”のみ、個人を特定できないように編集しております。