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鑑定(査定)評価のポイントは?

  • 2019年12月04日

鑑定(査定)「評価のポイントは?」

当店では、販売だけでなく、鑑定買取を行っています。平日は特に、鑑定買取のお客様の方が多いです。様々なものを持ち込まれますが、 『どんなけ値打ちあるんだろう?』 と興味津々でご覧になられる方が多いです。

当店では、鑑定、査定額だけでなく、出来る限りご説明させてもらうスタンスで長年やっておりますが、の評価ポイントをお話しできればと思います。

大きくは3つ(※注※店店のやり方、経験則、いろんなポイントはあるでしょうが、おおよそ、共通しているポイントがあると思います)

①作家名・時代性・希少性
②題材(テーマ)
③状態(コンディション)

例1【ピカソの絵画】。①パブロピカソという世界的人気の作家の評価があります。中でも、ピカソの油絵だと、この時点で数千万円は下りません。人気のキュービズムという技法で描かれた②題材だとすれば、数億以上。しかし、最後に、③コンディションが悪く、キャンバスの劣化、絵自体に傷が入っていたり、大きな剥落が見られたりすると、評価額は大きく下がります。

例2【九谷焼の皿】。緑や黄色、青の鮮やかな色絵付けの花鳥図で、一尺以上の見応えのある構図。骨董品の大皿は一尺を超えるかどうかは大きな評価の分かれどころであり、尺以上は比較的に値打ちが高い。非常にコンディションも良く、欠損もない。しかし、時代が江戸初期の古九谷焼、江戸後期の吉田屋窯類を除くと値打ちはほとんどありません。

例3【横山大観の掛軸】。日本の近代画家で、横山大観は最も人気のある作家のひとりです。掛軸に関する時代の日本作家の中ではトップクラスの評価です。横山大観というだけで何千万円もした時代もありましたが、今では様相が違います。なんでもかんでも売れる時代は終わり、横山大観でも②題材によっては数百万円のものもあれば、数十万円のものもあります。ひとつ言えることは、その画家の代表的な題材、例えば大観なら富士など、代表的な題材とそれ以外の評価は大きく違うと言えるでしょう

今回のポイントは、
「評価ポイントは大きく3つ。だが、複合的。」

鑑定、査定はお客様との会話を大切にしています。鑑定評価には感性も大事ですが、やはり理屈もあります。そのときどきの相場を把握し、真贋を判断し、できる限り分かる事実をお伝えできるよう努めたいと思っております。