【絵画】【骨董品】2024年10月 買取査定で出張訪問いたしました。

藤美堂店主です。

今日は、藤井寺市に絵画・骨董品の査定買取のご依頼で出張訪問させていただきました。昨年末に実施した美術品・骨董品鑑定買取会にご来場いただいたお客様からのご紹介ということでした。

絵画と骨董品は現在多くご依頼をいただくジャンルです。とくに、大きな絵画、皿などが多いです。家屋の縮小化で大きな絵画の需要は減りました。また、大人数が自宅に寄り集まることもなくなりましたので、骨董品の中でも昔に使われていた客寄せの御皿や陶器類は必要がなくなりました。このような美術品・骨董品を整理する方が多くなっています。

今回のご依頼主様はお孫さんです。御爺様と御婆様の遺品整理です。大きな絵画が非常に似合う、また多くの人が寄り合って賑わうのが想像できる立派で大きなお屋敷でしたが、長い間、空き家になっており、このたびご事情あり整理されることとなりました。

絵画の品数は非常に多く、油彩から版画までで、作家は特定の作家をコレクションされていましたが、評価としては非常にしやすいものでした。絵画は作家の市場人気によって時価相場が決まっています。それを踏まえて、状態などの固有の特徴を差し引くことで市場評価額をご提示します。絵画はサイズによっても評価は異なりますが、以前のように大きければ大きいほど絵画の評価は高いという時代ではなくなりました。生活様式の変化によるもので、この辺は、お買い上げ当時のお値段との差異が大きいかもしれません。

また、絵画の場合は、鑑定書によって査定価格が大きく変わる作家もいます。日本でもトップクラスに有名な絵画作家のほとんどは、現在、その流通には鑑定書が求められるケースが多いです。

今回のご依頼品の中には2つ該当する絵画がございました。絵画は、その描かれ方や内容によって査定金額も大きく変わります。ぜひ信頼のおける業者さんを選ばれてください。

※絵画で最も権威ある鑑定書(現 東美評価鑑定機構)

骨董品は主には古伊万里を中心にした御皿類、また、輪島塗物など含め椀類が多数でした。このような生活骨董は以前の日本では必要なもので、特に、大きなお屋敷のおもてなしとしては必要不可欠のものでした。骨董品のジャンルも色々なジャンルがありますが、昨今は、このような数皿、数椀の類の整理依頼が非常に多くなっています。

今回お持ちの骨董品の中に、10枚セットの同じ絵柄7寸皿。これは甘手ではありますが、初期に近い古伊万里の皿。1枚でも十分に値打ちのあるものです。数皿だからと言っても、生活骨董の中にもこのように、1枚づつで評価できるものもあるんですね。これは高額査定となりました。

また、骨董品の中には、刀剣装飾もございました。刀剣および刀装具は未だに非常に根強いジャンルです。刀だけでなく、刀を彩る装飾品(鍔や目貫、笄など、根付など)には海外にもファンがたくさんいるほどです。有名ブランドの創業者も鍔の蒐集で世界的に有名です。

実はこの刀剣も、絵画同様に鑑定書を必要とするものがあります。絵画と同じく、刀剣も作家がある美術品なので、真贋が常に疑われるものです。刀そのものだけでなく、装飾品にも鑑定書があります。有名な刀工師であれば現在は鑑定書が必要不可欠な時代になっています。

刀剣類の鑑定書を発行している権威ある機関は、両国にある日本刀剣保存協会になります。

絵画も刀剣も、当店は鑑定代行も行っております。売却目的でなくても、鑑定書をとって本物と安心して資産保有しておきたいというニーズにもお応えしております。遠慮なくご相談ください。

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