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美術の余談 NO.5 「美術革命:ルネサンスとアールヌーヴォー」その1 ~西洋美術~

  • 2021年01月22日

美術・芸術と言えば、西洋美術、中国美術が世界の二大美術でしょう。今日は西洋美術をとりあげましょう。西洋美術の中で大きな転換期であったルネサンスとアールヌーヴォーについて余談してみたいと思います。

ルネッサンスとアールヌーボー。一度は聞いたことがある言葉じゃないでしょうか。お客さまでも「なんかよう分かるようで分からん」と仰る人もけっこういらっしゃいます。

よく混同されがちなんですが、わたしなりに簡単ながらお話します。

まずはルネサンス。ルネサンスは辞書をひくと“文芸復興”とか“再生”とか書かれています。「文芸ってなんやねん?」というところがあまり書かれてませんけどね(笑)。つまりは『古代・古典美術の復興(の再生)』ということなんですよ。古代・古典美術は“人間の美しさ”を存分に表現した美術ですミロのビーナスは古代・古典美術の代表でありまして、とても美しいです。ビーナス=女神だったり、神話が描かれている作品が多いんですが、神の荘厳さというわけではなく、例えばミロのビーナスだったら人間としての女性の美しさを感じる作品になっているところがポイントです。

それが!です、、、古代から中世の時代に移り変わると西洋はキリスト教の時代になりました。中世キリスト教は“こそすべて”。人間罪深いものであるという価値観がありました。そんな価値観の時代に人間を良く描きすぎることは反逆罪に等しく、自由な表現はご法度でした。その時代を振り返って、俗に暗黒の時代とも言われたりします。

そんな中世ヨーロッパを支配していた価値観にも限界がおとずれました。

“芸術ってこんな拘束的じゃないよね?やっぱりなんかおかしいよね?”っていう価値観が起こり、人間は罪深い・汚れたものではない!美しく気高いものだ!っていう運動が起きました。この古典主義的美術・芸術の復興を“ルネサンス”と言うわけです(歴史的には宗教改革の影響を受けています)。「やっぱり、人間っていいな!」っていう価値観代表的なのは、ミケランジェロのダビデ像、レオナルドダビンチのモナ・リザです。

その美術・芸術の復興は、これまで長年の間、抑制されてきた創造性を開放させ、後世に残る素晴らしい美術・芸術がたくさん生まれました。なんでもそうですが、抑制されたあとの爆発力ってすごいですね。それこそ、人間の素晴らしさですね。古代=人間の美しさ →中世=神の偉大さ →近世=人間の美しさ という変遷でありました。そして、近世から近・現代へ、新しい芸術=“アールヌーヴォー”。※※※次回につづく。

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■古典美術 ミロのヴィーナス 紀元前1世紀 ルーブル美術館所蔵※出典:Wikipedia
■14世紀 ルネサンス以前の宗教画 フレスコ作
■ダビデ像 作ミケランジェロ ※出典:Wikipedia
■モナリザ レオナルドダビンチ作k※出典:Wikipedia