店主ブログ

『古墳はなぜできた?なぜ消えた?』【前編】分かりやすく独自解説!※祝・古墳サミット※

2024年2月1日(木曜日)

今、堺市で古墳サミットが開催されています。堺市、藤井寺市、羽曳野市には世界遺産にもなった百舌鳥中百舌鳥古墳群がありますよね。

世界に古墳の魅力を発信する!と言う目的で開催されているそうです。

【引用】wikipedia

いきなりですが、古墳は写真や映像で見ると分かりやすいんですが、大きな古墳の近寄ると鬱蒼としげっている木、木、木!それに本当の近くまではなかなか近寄れません、有名な古墳はとくに。あんまりよく分からないのが事実です。この点は、ピラミッドとは違いますね。大阪万博もせまり世界の人が集まる予定の中、どう観光名所か?していくのか??地元の人間としては楽しみにしています。

古墳を知ることで奈良時代くらいまでの日本の成り立ちを簡単に知ることができるんですよ。

分かりやすく解説してみます!

古墳はなぜできた?

そのきっかけは弥生時代にさかのぼります。2000年の歴史の最初である弥生時代は謎多き時代です。卑弥呼しか分からないという方もいらっしゃると思いますが、この時代に日本人が愛するあれが伝来してきます。

そう、“米”です。

米がつくられるようになり、最初のうちは作っては食べ、つくっては食べしてましたが、あることに気付きます。

これ、“腐れ”へんやん。

今まで狩猟生活でとった動物の肉はすぐ腐る。でも、米はなかなか腐らない。

そのうち、多くの場所でせっせとたくさん米をつくった働き者はたくさん米を貯めるようになってきます。一方、怠け者は少しだけ働いて米をもらうようになってきます。これがまさに資本主義の原点であります。雇うものと雇われる者。

リーダーが出てきます。“雇用システム”がうまれます。すると貧富の差がうまれます。

“むら”の誕生です。

リーダーの自宅はむらの中央。一番、狙われにくいですからね。大きな自宅です。

すると、、、、、、

“争い”が起きるようになってきます。ええーーい、強奪していまえという感じで、たくさん米がある“むら”を襲うようになります。そこで、むらを守る必要が出てきました。

それが“ほり”です。まわりに柵はったり、水はったりして足止めさせるやつ。難しい言い方になると環濠集落と呼ばれるもので、むらの周りをぐるりと囲むとりでで防御する感じ。

こんなやつです。

弥生時代 古墳 

むら同士が争うようになり、吸収され、合併され、、、、それを繰り返していきます。

むらのリーダーの屋敷が大きかったように、お墓も大きくつくられました。それを墳丘墓といってこれがまさに古墳のさきがけです。

大きくなった“むらを”、、、“くに”といいます。むらが今の小さな“町”だとすると、くには“市”のようなイメージです。

くにをおさめるリーダーの家はそれはそれは巨大なもので、つまりは、、、、、そのお墓も大きくつくられたわけです。

では、なぜ死んでからも大きくつくられたのか?

それは“世襲制”にあると考えています。

先代を弔う古墳をつくるのに何年もかかるわけで、その間に、子が次のとリーダーなっていくわけですね。権力の引き継ぎ儀式。

その最大の王の形が“大王”、、、天皇です。

これは大きな城という形で未だに各地に残っていますが、権力者にとっては、自分の権威を示すだけでなく、まわりの財力権力も割くという意味があるわけです。そういう意味では、古墳も、城も似たような意味をもっています。

>>>>>>>>>>後編『古墳はなぜ消えた?』につづく>>>>>>>>>>>>>>

欧米と日本の墳墓に迫る!「G7大阪・堺貿易大臣会合開催記念 古墳サミット」を開催しました 堺市 (sakai.lg.jp)

欧米と日本の墳墓に迫る!「G7大阪・堺貿易大臣会合開催記念 古墳サミット」開催について/藤井寺市 (fujiidera.lg.jp)

藤美堂 各種リンク


【リンク】藤美堂ホームページTOP>>

【リンク】藤美堂の買取サービスについて>>

【リンク】最近の買取事例・買取品について>>

【リンク】藤美堂の鑑定・査定サービスについて>>

【リンク】藤美堂の取扱品目 について>>

contact

contactお気軽に、ご相談ください

  • お電話でのお問い合わせtel

    0721-25-1033

    電話受付時間 / 10:00-17:00(日・祝日除く)

  • メールでのお問い合わせmail

※鑑定・買取ご希望の方は、事前にお電話もしくはお問い合わせフォームよりお知らせ下さい。

https://to-bido.com/contactお問い合わせフォーム

0721-25-1033

〒584-0025
大阪府富田林市若松町西1丁目1886-3